フリバイカ日誌

フリーターでバイク乗りの些末な日常です

心を捨てる

僕は片付けが苦手だ。

片付けというより、物を捨てるのが苦手なのだろう。

家に物が多すぎる。

 

捨てるという行動が、身をスッキリさせるためだということは理解しているんだけど、今手元から離れようとしていっているこの「モノ」と、捨てることによって得られる「生活」が同価値のものであるようになかなか思えない。

 

最近では断捨離ブームというものが来ている(来ていた?)らしい。

余計な物の無い生活が素晴らしいものだということは何となくわかる。

 

何か物を処分するときには、悲しみに心が沈んでいるときか、頭に来ることがあって怒り、無茶苦茶に心が荒れているときに限る。

 

「もうどうにでもなれ!」

という気持ちが大事なのかもしれない。

そうやって物を何度か捨ててきたけれど、意外とどうもならない。

結局は僕が執着して横着していただけで、捨てても大丈夫なものは多い。

本当に必要なものだけ大切にしておけばいい。

 

一方で、心を荒れさせたいときには、本当に必要なものを捨てればいい。

目の前につらいだろうと予測される事態が待っているときは、大切なものを捨ててしまえばいい。

そうして心を「無」にすることで目の前のしんどくてつらい事態から逃げ出すことができる。能動的な「頑張ろう」という気持ちを湧かせることができる。

僕は自発的に「頑張ろう」と思えないタイプなので、そうやって自分にブーストをかけている。

 

僕の一番大切なもので、なおかつ生活に必需品ではないものといえば、おそらくバイクだと思う。

僕の煩悩は常にバイクに注がれてきた。

これを捨てれば、僕は心を無にして、次のバイクを買うまで、否、買うために黙々と働けると思う。

 

前置きが長くなってしまった。

アルバイトに慣れ過ぎてきてしまったのか、少しブーストをかけて頑張らなくてはいけない気がしている。

そのために部屋でも集中できるように物を減らしたり、大事なものを捨ててしまうことで集中力や仕事に対する興味を持続できるようにしようと思った。

そのためにバイクを一旦手放してしまおうかと考えている。

処分するということに重きを置きたいので、自分で廃車の手続きをして捨てに行ったりするのは勘弁願いたい。

できれば買取に来てくれて、しかもなるべく高い値段で買ってくれるほうがいい。

しかも僕のバイクには改造も施されているのでその価値をわかってくれて査定に響かせないところに頼みたい。

 

そうするといくつかの候補を挙げることができた。

挙げた候補のサイトにこういう記事が上がっていた。

軽自動車税|得する情報|バイク買取バイクワン

 

ああ、忘れていた。軽自動車税

物を捨てることで身軽になる上に、こういった払う必要のないお金を払う必要がなくなるというのも大きなメリットだろう。

 

ただ、やっぱり長年連れ添ったバイクの処分は寂しい。

軽自動車税のこともあるので今月中には答えを出してしまいたいと思う。